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医局旅行記
医局旅行記 (2023年 指宿)
桜ヶ丘を出発したバスは,鹿児島中央駅にて合流した参加者一同を乗せ,乾杯の声とともに目的地へと走り出ました。医局旅行の始まりです。気兼ねがいらぬこともあり,車内にはすぐに談笑とアルコールの匂いが飛び交いだしました。論語でいう不惑や知命を過ぎた大人達が赤ら顔ではしゃぐ姿は愉快でした。そうこうするうちに到着した中継地のマルス津貫蒸留所では,蒸留酒の歴史や製造過程を見学。ウイスキーの樽が無数に並ぶ様は圧巻でした。試飲や買い物,庭園の風景を楽しんだ後,酔いどれの一行はいよいよ本日の宿である指宿白水館へと向かいました。道中,お酒が一層すすんだのは言うまでもありません。
あっという間に白水館に到着,夕飯に胸躍らせながら豪華絢爛なロビーを通過し,クジで決めた部屋で各々小休憩。休む間もなく宴会は,神田先生の乾杯の音頭で始まりました。料理はどれも絶品で,持参した高級酒と共に舌鼓を打ちながら,先輩方と普段とは違う話で盛り上がりました。終盤には当日誕生日を迎えられた伊東先生の誕生日祝いをしたり,皆酒を片手に席を離れて語り合ったり,また,部屋の中を3年目が赤尾先生と内山先生のお子さんと共に駆け回り,密度の濃い楽しい時間を過ごせました。二次会はシックな雰囲気漂う鹿鳴館で行われ,一次会とは違った雰囲気で教授を囲みながら先輩方と真面目な話もできました。
2日目はまだ昨夜のお酒が残る中,部屋から見える綺麗な朝日からスタートした。朝日を満喫した後は朝風呂へ。ほとんどの先生が朝風呂に来られており,中には砂蒸しやサウナで汗を流す姿も見受けられました。朝食はバイキングで,和〜洋まで様々な食材があり,それぞれ朝食を楽しみました。あっという間に出発時間となり,玄関で集合写真を撮影。ラボさん達とはここでお別れし,白水館を後にしました。
昨日とは打って変わり,かなり静かなバスに揺られて,次の目的地である知覧の武家屋敷に向かいました。武家屋敷では「薩摩の小京都」とも称される庭園で情緒を感じた後に,屋敷内の「高城庵」にて医局旅行最後の食事を頂き,たのしい医局旅行は終了となりました。我々,新医局員にとっては,仕事モードではない先生方と親交を深めるとても良い機会となり,今後の医局でのイベントがますます楽しみになる医局旅行となりました。
(文責:令和5年度新入医局員 大迫・小牟禮・永仮・満留)