研修医の方へ
研修の基本方針
心臓血管・高血圧内科学の医師教育として3本の柱を設定しました。我々は臨床医であり、循環器医である前に内科医であり、医師であり、さらには人であるという当たり前の現実に立ち返ることが重要であると思っています。我々を頼って来られた患者さんに対してベストを尽くすことの大切さを一例一例感じることから始めてもらいたいと思っています。そして患者さんを人としてとらえ、病気だけでなく全人的な医療を心がけて、生命予後の改善はもちろんのこと機能的予後もしっかりと視野に入れる医療を推進できる医師を育てていきたいと思っています。さらに症例を通して常に疑問を持ち続けることができる探求心を育てて、これを解決することに使命感が持てる医師となってほしいと思っています。さらには鹿児島の特徴を生かし、地域にこれらの成果を還元できるような研究を行っていける医師を育てていきたいと思っています。
一つ一つの症例を大切にしてベストを尽くす
- 地域・患者とのつながりを大切にする
- 紹介状の返事の充実
- 24時間・365日断らない診療体制
- 顔の見える病診連携
- 患者さんに頼りにされる診療
- 全ての症例を掘り下げる
- 戦う朝カンファの実践
- ガイドラインを超えた医療の実践
- 症例報告・case reportを義務化
- 症例のバックグラウンドを大切にする
- 社会背景・家族歴に気を配る
全人医療で患者と地域を救う
-not only disease and life, but also general and function
- 患者を救う
- 内科医としての総合力
- 単なる検査家・治療家ではない
- 患者さんの訴えを掘り起こし、必ず解決
- 病気だけはなく患者さんを診る
- 生活指導をチーム医療+自らで
- 生命予後だけでなく機能的予後も考慮した医療
- 地域を救う
- 紹介患者さん・紹介元双方が満足する医療
- 専門外でも最後までコーディネート
- どこでも最先端医療の享受機会を
- 地域で生活する患者さんの希望を叶える
症例の「なぜ」を解決して患者と地域に還元
- 研究を通じて患者さんを診る目・姿勢を養う
- 症例から常に疑問を感じる・とことん解決する姿勢
- 症例の疑問を意識し、解決する研究計画と完遂力
- 鹿児島の地の利を生かした地域に根差した研究とその還元