研修医の方へ
研修医の声
研修医 1
2023年8月に心不全グループで1ヶ月間研修させていただきました。
心不全グループでは,急性心不全, 心臓移植に向けての精査や終末期の心不全など様々な症例を学びました。その他にも心臓リハビリテーション, VAD外来など貴重な経験することが出来ました。指導医の先生には,実際の症例を用いながら,循環作動薬や心不全治療薬のレクチャーや,身体診察や病態生理について教えていただきました。
印象に残っていることとしては,全体カンファレンスでの発表です。緊張しましたが,準備の際に指導医の先生が丁寧に教えていただいたので無事に発表を終えることが出来ました。
TAVIやアブレーション, PCIなど別グループの先生にも, 処置の際に誘っていただき,幅広く疾患を学ぶ機会があり,とても充実した1ヶ月間を送ることが出来ました。
私は来年,鹿児島大学心臓血管・高血圧内科学に入局するので,この1ヶ月間の研修を来年に活かし,専攻医として精進していきたいと思います。
1ヶ月間お世話になりました先生方,病棟のスタッフの方,医局事務の方にこの場を借りて感謝申し上げます。
研修医 2
初期研修医2年目に、鹿児島大学病院心臓血管・高血圧内科で研修をさせていただきました。研修医はある程度希望によりグループに別れ、自分は将来進む科に関連した疾患について学ばせていただきたいと思っておりまして、肺高血圧グループに所属しました。
カテーテルはもちろんのこと、カテ前のマネジメント、術後の評価など様々なことを教えていただきました。また肺高血圧だけでなく、救急疾患にも少しだけですが携わることができ、ドクターヘリや救急外来での患者さんの搬送や対応などから、幅広く学ぶ事ができました。上の先生方も非常にやさしく雰囲気も朗らかでした。
惜しむらくは自分が感染症や身内の不幸で中途半端な形で研修を終えてしまった事です。なのでまた研修の機会を調整してもう一度回らせていただこうかなと思っております。
ご指導いただいた循環器内科の先生方、本当にありがとうございました。
研修医 3
2023年6月にたすきがけで鹿児島大学病院心臓血管・高血圧内科で1カ月間研修させていただきました。
カテーテルグループではCAG・PCIに手洗いをしてシース留置やカテ操作を教えていただき理解が深まりました。開胸・開腹ほど侵襲性は高くないものの, 全身を自由自在に行くことができ, 循環を立ち上げることでき, 救命に大きく寄与できるカテーテル治療に憧れを抱きました。
心エコーも心エコーグループの先生方や, 新入局員の3年目の先生方に空いた時間に指導していただきました。エコー室で練習させていただいたり, 病棟で患者さんに当てさせていただいたりと, 十分に練習量を詰めたと思います。現在は市立病院で救急外来での当直中にドップラーを使った心エコーまで挑戦するようにしていますが, 大学病院でのエコーの練習がなければここまでできるようにはならなかったと感じています。
最後になりましたが, お世話になりました先生方に改めて感謝申し上げます。
特にカテーテルグループの先生方, またオーベンの下野先生には感謝してもしきれません。
研修医 4
初期研修1年目の9月に,鹿児島大学心臓血管・高血圧内科学で研修させていただきました。1ヶ月という短い期間ではありましたが,心エコーグループで研修をさせていただき,非常に多くのことを学ぶことができました。特に経胸壁心エコーに関しては時間をかけて教えていただきました。心エコー室ではもちろん,一般病棟,救急外来,ICUと様々な場でエコーを実際に当てさせていただき,多くの経験を積むことができました。
また,エコー以外でも心臓カテーテル検査,経皮的冠動脈形成術,植込み型除細動器留置術,経カテーテル的大動脈弁置換術などの検査・処置にも立ち会うことができ,その際,先生方に検査や処置についての説明も併せてしていただき,大変貴重な経験になりました。
今回学んだことを今後の研修,そして研修が終わった後も活かすことができるよう,研鑽を続けていきたいと思います。
研修の1ヶ月間,ご指導いただいた先生方に,この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
研修医 5
研修医1年目で心臓血管・高血圧内科学での研修をさせていただきました。先生方の熱心なご指導をいただき, 大変実り多い研修にすることが出来ました。簡単にではございますが, 1ヶ月間を振り返らせていただきたいと思います。
私は前月まで外科をローテートしていたため, 心臓血管・高血圧内科学での研修が, 初めての内科での研修となりました。研修医として働きはじめの時期であり, 右も左も分からない状態だった私ですが, 指導医の先生方と一緒に病棟を回り, 患者さんの治療・管理を行う中で, 基本的な業務について学ばせていただきました。また, カテコラミンの使いわけ, 機械的補助循環の種類とそれぞれの特徴, 拡張型心筋症の診断・治療について, など, 病棟の患者さんを診るにあたって必要な知識をミニレクチャーの形でご教授いただき, 病態についての理解を深めることができました。
短い期間でしたが得るものの多い1ヶ月であったと感じております。お忙しい中, ご指導・ご鞭撻いただいた先生方, 誠にありがとうございました。