研修医の方へ
研修医の声
研修医 1
初期研修が始まってあっという間に1年と2ヶ月が過ぎました。日々学ぶことが数多くあり,自分の未熟さを痛感することばかりですが,指導医の先生や医療スタッフの方々,研修医の仲間達に助けられ,毎日充実した研修を送ることができています。
今回,心臓血管・高血圧内科学での研修は,数多くのことを学ぶことができました。1ヶ月という短い期間ではありましたが,心電図,経胸壁心エコー,経食道心エコー,心臓カテーテル検査,心臓電気生理学的検査などの各種検査について知識を深めるとともに,経皮的冠動脈形成術(PCI),ペースメーカー留置術,経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI),経皮的僧帽弁クリップ術(MitraClip)などの処置にも立ち会うことができ,非常に良い経験となりました。
医師3年目からは責任感もさらに増して,より多くの壁にぶつかると思いますが,今回学んだことを忘れずに医療の現場で日々奮闘していきたいと思います。
研修医 2
初期研修1年目の8月に,鹿児島大学病院心臓血管・高血圧内科で研修をさせていただきました。1か月という短い期間ではありましたが,様々な疾患の症例を担当させていただきました。毎朝のカンファレンス後の講 義から担当症例の詳しい説明まで,多くの指導医,専攻医の先生方のご指導のおかげで,非常に実りのある1か月となりました。
研修中には,検査目的に入院する方,カテーテル治療目的に入院する方が多い中で,新型コロナウイルス感染症による重症化で当院へ救急搬送となった方もいらっしゃいました。毎朝のカンファレンスで患者さんの状態 を全体で確認,治療方針を検討し,次第に患者さんの状態が良くなっていく様子を見て,循環器が生死に直結する分野であることを再確認するとともに,やりがいのあるものであると感じました。その後別の科での研修を行っている中で,循環器疾患の合併が非常に多いと感じておりますが,循環器1か月の研修で学んだことを存分に生かせています。
研修の1か月間,ご指導いただいた循環器内科の先生方に,この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。