研究:研究グループ
心臓カテーテル グループ
メンバー紹介
左より田端宏之、下野洋和、神田大輔、大牟禮健太、野元裕太朗、伊東伸洋
心カテグループは、濱崎先生が長年牽引されてこられたグループですが、2013年10月に鹿児島市立病院に濱崎先生が異動されたことにより、内匠先生が、その後2019年4月からは神田が引き継ぎ、現在の体制で診療にあたっております。現在、2021年から開設された鹿児島大学病院心血管病低侵襲治療センターを軸に診療しております。
大学病院のインターベンション治療は、病変及び患者背景がcomplexなcaseがほとんどです。冠動脈病変では、特に石灰化病変にRotablatorやOrbital Atherectomy System (DIAMONDBACK)、ショックウェーブ(IVL)を積極的に使用して治療を行っております。また、近年増加傾向の末梢血管疾患に対するインターベンションや鹿児島大学心血管病低侵襲治療センターの主軸でもある構造的心疾患(SHD)に対するカテーテル治療及び補助循環を要するような心原性ショックに対する治療に関しても心エコーグループや心不全グループと連携し日夜診療にあたっております。
さて、人事ですが、2024年4月からは、鹿児島医療センターから野元裕太朗先生が大学院生として大学に戻ってきてくれました。また、下野洋和先生・福元大地先生が無事大学院を卒業して医学博士となられ、福元大地先生は、県立大島病院へ循環器内科部長として出向されました。大島ではこれまでと違って部長という新しい立場で、全体に目を配りながら若い先生方を牽引してくれることを期待しています。
院内では、2023年4月に小倉記念病院への構造的心疾患(SHD)に対するカテーテル治療の留学から田端宏之先生が戻ってこられ、TAVIを中心に頑張ってくれています。また、琉球大学に異動された徳重先生には引き続きOK-ACSレジストリーを含む研究のサポートをお手伝いいただいております。
昨今は、低侵襲治療の発展が目覚ましく、多岐にわたる複雑症例に対する治療を行っております。心カテグループでは、皆で一丸となり、パラメディカルのご協力のもと、安全第一に治療にあたらせていただいております。また、同時に心カテグループでは、日頃の臨床から得られた教訓やデータを生かし、国内・国際学会での発表を行いつつ、世界へ発信していけるよう努力しております。
カテーテル治療件数
2019年 | 2020年 | |
PCI | 236 | 204 |
---|---|---|
EVT | 82 | 64 |
(PTRA) | (3) | (2) |
(PTPV) | - | (1) |
PTAV | 5 | 4 |
PTSMA | 1 | 0 |
PTMC | 1 | 0 |
TAVI | 29 | 40 |
ロータブレーター(burr本数) | 29(34本) | 56(71本) |
関連病院及びかかりつけ医の先生方におかれましては、日頃より多くの患者様をご紹介頂きまして、本当にありがとうございます。他のグループの先生方のご協力を頂きながら、急性心筋梗塞等の急患にも365日24時間体制で対応させていただいておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。2014年1月より本格的に始動した救急部にもご協力いただき、救急患者様の受け入れを行っております。急性冠症候群等、救急患者様の受け入れに関しては、下記連絡先にご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。
鹿児島大学病院心臓血管内科
〒890-8520 鹿児島市桜ヶ丘8-35-1
TEL:099-283-9230(直通) 099-275-5318(医局) FAX:099-265-8447
神田医師または病棟医長を呼んで下さい。
金曜日は野元医師または田端医師を呼んで下さい。
時間外は救急部当直医を呼んで下さい。
TEL:099-283-8900 FAX:099-275-5622