鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 心臓血管・高血圧内科学

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Department of Cardiovascular Medicine and Hypertension, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Kagoshima University

研究について

研究:研究グループ

心臓カテーテル グループ

2024年 心臓カテーテル グループのあゆみ

神田大輔,大牟禮健太,下野洋和,田端宏之,野元祐太朗,伊東伸洋

2024年,ようやく昨年までの新型コロナウイルス(COVID-19)感染症による大きな影響は減り,散発的に新規発生や入院があるものの少しずつ以前のような病棟の稼働が始まった年明けでした。

今年も当グループではカテーテルインターベンション治療を中心に診療を行ってまいりました。心臓血管外科の協力の下,血管病低侵襲治療センターを中心に心臓疾患に対する介入を進めております。

PCIは昨年に引き続きデバルキング(ロータブレーター・ダイアモンドバック・IVL;ショックウエーブ)を中心にIVUS,OCTといったイメージデバイス,心原性ショック時のIABP/PCPS/IMPELLAもパラメディカルの皆さんと協力して日夜診療にあたっております。

SHDに対してはハイブリッドオペ室でTAVI,Mitraclipを,カテ室で心房中隔欠損・卵円孔開存(ASD/PFO)に対するカテーテル閉鎖術を麻酔科の先生方やエコーグループの先生方と連携して積極的に行ってまいりました。本年は,COVID-19感染症真っただ中からの開始となったASD/PFOに対するカテーテル閉鎖術の施設更新時期も迎え,症例数の確保などに苦労した部分もありましたが,なんとかおかげさまで更新をすることができました。また,ASD閉鎖術では,小児科循環器グループの先生方と協力して本年,鹿児島県で初の小児ASD患者様への治療も行うことができました。

研究面においては,ほとんどがコロナ以前のように現地開催の学会に戻った感じですが,カテデータを基に昨年同様,各学会地方会のみならず,日本循環器学会総会,ACC(アトランタ),ESC(ロンドン),CVIT総会,日本心臓病学会といった全国学会・国際学会で,それぞれの面々が研究発表や症例発表を行いました。また,学位論文も着実にアクセプトにつながっており,臨床の傍ら,それぞれ努力した成果を結果に繋げてくれています。

本年は,無事学位取得を終えた福元大地先生が4月から県立大島病院循環器内科部長として転出され若い先生方をまとめながら頑張ってくれています。大牟禮先生も学位論文が無事アクセプトされ年報が出版される頃には学位審査も無事終えていることと思います。また,福元先生の交代で鹿児島医療センターに出向していた野元裕太朗先生が4月から新たに大学院生として戻ってきてくれて,日夜の臨床に加え大学院生として臨床研究にも励んでくれています。

最後になりましたが,本年も関連病院や開業医の先生方から多くの患者様をご紹介頂き,誠にありがとうございました。この場をかりて御礼申し上げます。引き続き,患者様に満足していただける医療を目指し,低侵襲治療センターとして鹿児島県の最後の砦となるべく日々努力して取り組んで参りたいと思いますので,今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

文責:神田大輔